酸性電解水とは
安全・安心な酸性電解水
酸性電解水(電解次亜塩素酸水)は、塩酸または食塩水を電解することにより得られる、次亜塩素酸を主成分とする水溶液です。 平成14年に厚生労働省より、安全性を認められ食品添加物殺菌料として指定されました。
■食品添加物指定の要点: 次亜塩素酸水について、人の健康を損なうおそれはないことから、食品添加物として指定することは差し支えない(厚生労働大臣 坂口 力 宛 薬事・衛生食品審議会会長 内山 充 答申(薬食審第0327004号)H14.3.27)
電解水の特性として、有機物に触れると、瞬時に元の水に戻るため、人や環境への影響がほとんどありません。 そのため、安全に様々な用途に使用することができます。
低濃度で高い除菌効果
電解水(電解次亜塩素酸水)は除菌力の高い次亜塩素酸(HClO)の存在比率が高く、低い塩素濃度で高い除菌効果を発揮します。
■酸性電解水の溶存塩素の存在率
酸性電解水は次亜塩素酸(HClO)を主成分とする除菌水です。
一般的に殺菌料として使用されている次亜塩素ナトリウムは、200ppm(有効塩素濃度)で使用するのに対し 酸性電解水は30ppm(有効塩素濃度)の濃度で同等以上の除菌効果があります。 その理由は、次亜塩素酸の存在比率です。
上図のように次亜塩素酸ナトリウムは次亜塩素酸(pH9~10)の存在率が5%以下(95%は次亜塩素酸イオン(OCl-))ですが、 酸性電解水は次亜塩素酸の存在率95%以上と、約18倍も存在します。
次亜塩素酸(HClO)の除菌力は次亜塩素酸イオン(OCl-)より約80倍高いといわれています。 したがって、次亜塩素酸の存在率が高い電解水は低濃度で高い除菌効果を得ることができるということになります。 酸性電解水は低濃度で使用することできますので、人・環境にやさしい安全・安心・エコな洗浄除菌水です。
手軽で扱いやすい
酸性電解水の特性として、有機物に触れると瞬時に元の水に戻ります。 そのため残留性が低く、いつでもどこでも、また安全に水道水感覚で使用することが、確実な衛生管理を実現することができます。